The tradition & historical record
1 min read · 2 sources津まつり(つまつり)は津八幡宮の祭礼が起源で、三重県津市で毎年10月に行われる約400年の歴史を誇る伝統行事。津市の八幡町および大門、東丸之内など津市中心部を中心に神輿渡御や郷土芸能の巡幸・巡行のほか、様々な催し物が市内各所で行われる。 1
概要
津まつりは津八幡宮の祭礼として代々受け継がれており、祭礼は10月第2月曜日のスポーツの日の前々日と前日に神輿渡御神事を、10月15日に例祭が行われている。神輿渡御神事が行われる日には、古くから伝わる「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子舞」「入江和歌囃子」など郷土芸能の巡行のほか、「高虎太鼓」や和船山車「安濃津丸」、平成10年から始まった「安濃津よさこい」などの演舞や展示、販売など様々な催し物が行われ、一般に津まつりとして古くから市民に親しまれている。 近年はよさこいが中心のまつりだと誤認している人もいるが、神輿の巡幸や「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子舞」「入江和歌囃子」など郷土芸能の巡行は昔から行われている祭礼行事であるのに対して、同時に津市中心部にて行われる安濃津よさこいや様々な展示、演舞などの催し物は津まつり実行委員会をはじめとした津市内の様々な団体が祭礼にあわせて企画した”イベント”であり、津八幡宮の祭礼として行われているものではない。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、2020年(令和2年)、2021年(令和3年)の津まつりは中止となったが、2022年(令和4年)は感染症対策のため、一部行事の縮小・中止や飲食可能箇所の限定などをした上で3年ぶりとなる10月8日(土)、9日(日)に津まつり(神輿渡御神事、郷土芸能巡行、その他催し)が、10月15日(土)に津八幡宮例祭が齋行された。 2023年(令和5年)からは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以前と同様の通常規模で行われており、2025年(令和7年)は10月11日(土)、12日(日)に津まつり(神輿渡御神事、郷土芸能巡行、その他催し)が、10月15日(水)に津八幡宮例祭が齋行される。 1
津八幡宮
津八幡宮は伊勢国に初めて建立された八幡宮と伝えられ、建武年間(1334年〜)に現在の京都府八幡市にある石清水八幡宮の御分霊を、千歳山(現在の垂水・石水博物館付近)に勧請されたことに始まる。その後、1632年(寛永9年)に津藩の二代目藩主である藤堂高次公によって現在の八幡町藤方にうつされ、同時に、津藩の初代藩主である藤堂高虎を開拓神として合祀し、鎮守神、総氏神として崇敬されるようになった。1635年(寛永12年)には、高次によって八幡町をはじめとする各町に祭礼を執り行うよう推奨・保護され、その祭礼は津まつりとして現在までおよそ400年間続いている。明治時代には津の街の氏神神社として、1873年(明治6年)に郷社、1907年(明治40年)に県社へ昇格して現在に至る。かつては「八幡神社」などと呼ばれていたが、現在は「津八幡宮」となっている。 津八幡宮は多くの木々に囲まれ、その木々は森を形成している。かつては現在の結城神社の境内を含む森全体が津八幡宮の境内であったが、津八幡宮の境内社であった結城神社がその森の北側半分に独立・造営され、現在では森の北側が結城神社、南側が津八幡宮となっている。 氏子町である八幡町は、津八幡宮から西へおよそ200 mほど離れたところに在り、南北に細長く、その中心となる通りは伊勢街道となっており、地元では「八幡通り」と呼ばれている。津八幡宮も住所は八幡町だが、氏子町の八幡町からは離れており、八幡町の飛び地住所となっている。 1
祭神
藤堂高虎 応神天皇 神功皇后 住吉大神 1